第201話アイ・アム・ユア・ガール

セリーナはモニカを無視し、代わりにメインテーブルの方へ視線を向けた。

今回は結婚式ではなく単なる婚約パーティーであるため、堅苦しい儀式はそれほど多くなかった。ジュリアンとレッサは乾杯の挨拶をして回った後、メインテーブルへと戻っていった。

レッサは先ほどまでの幸福感や得意げな様子をすっかり失っており、一方のジュリアンは終始冷ややかな表情を崩さなかった。サラだけがいつもの落ち着きを保ち、時折リチャードと言葉を交わしている。

それを見て、セリーナは少し安堵した。

食事の後には、エヴァーナイト家が気の利いた娯楽を用意していた。何しろ、この屋敷は十分に広大なのだ。屋外には厩舎とゴルフコースがあり...

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